Boruto Uzumaki

うずまきボルト|BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

うずまきボルトの香りは、明日への希望を感じさせるような、元気いっぱいな香りです。

トップノートは、パッと弾けるようなマンダリンの明るい香りが、辺りを照らす様に香り立ちます。
平和な木ノ葉の里で、友達に囲まれて穏やかに過ごしていたり、任務終わりにハンバーガーを食べている姿がイメージできるような、いつも皆の中心にいるボルトという雰囲気です。
ですが、少し子供らしい甘酸っぱさも感じられるので、大切な五影会談の日に、父親であるナルトの火影岩にペンキで落書きをしたり、ナルトが昔着ていた任務服を「だっせーな」と言って投げ捨ててしまうような、なかなか素直になれずに反発してしまう問題児なボルトも感じられます。

ミドルノートになると、伸びやかなグリーンノートの香りが、明るさの中に少しずつ重なります。
父親を見返すために、サスケに「オレを弟子にしてくれ」と志願し、持ち前のポテンシャルと柔軟な思考で螺旋丸を習得していくような、忍として大きく一歩を踏み出す姿がイメージできるようです。

ボルトの香りは、全体的にシトラスの明るい香りが最後まで続くフレグランスになります。
しかし、ラストノートになるにつれて、ホワイトシダーの清らかな香りが、落ち着いた空気感を伴いながらほんのりと広がるので、父親に認めてもらいたいという純粋な想いが、少しずつ垣間見え始めます。
中忍試験の後、襲撃を受けた際にナルトが連れ去られてしまった時にも、自分の未熟さと向き合い、ナルトが着ていたボロボロの任務服を身に纏って助けに向かうような、大切な人を救おうと決意する真っ直ぐな想いや強い覚悟が感じられる印象です。

次世代を担う少年の、新たに見出した活路を突き進む姿が感じられる香りです。