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刻晴|原神

トップノートは、透明感のある純粋な印象の香りです。澄みきった睡蓮と、ピーチのピュアな甘さが重なって、「璃月七星」の1人で「玉衡」の肩書を持つ刻晴らしい、クリアな香りとなっています。
人々の手本になるため他人の数倍の努力をしていて、全ての「怠惰」と「非効率」を嫌う刻晴という印象の香りです。

ここからミドルノートになると、クリアな空気感を残しながらも、ガーデニアの花が持つ自然な甘さが出てきます。どこか信念を感じさせるような香りです。
「人」として生まれた以上は「人」としての誇りや考えも大事にすべきだと考え、「帝君の一言で決まる璃月」に異論を呈する、刻晴の芯の強さを感じ取れます。

ただラストノートになると、温かで柔らかなムスクの香りに変化し、璃月を大切に考え、璃月のために奔走する刻晴の姿が見えるようになります。
またそれと同時に、淡くサボンノートが漂い、彼女の可愛らしい一面も見え隠れします。
どこか気が強そうに見えるその姿とは裏腹に、たまに浮かべる愛らしい表情が目に浮かぶようです。

全体的に、澄み渡るような混じりけのない雰囲気で、信念を持つ女の子を思わせるような香りとなっています。
凛としたイメージがありながら、だんだんと柔らかさが出てくるのが印象的なフレグランスです。