Ib

イヴ|Ib

※ゲーム内容に触れている表記があります。ご注意ください。

トップノートは、みずみずしいアップルの香りから始まります。あまずっぱく、どこかあどけない雰囲気の香りです。
そこにナチュラルな印象のグリーンノートが混じって、等身大の少女を思わせる香りとなっています。
重い石像を動かせなかったり、難しい字をギャリーに読んでもらったりする、幼いイヴというイメージです。

ここからミドルノートになると、繊細な甘さを持つアネモネが香り出します。しっとりと落ち着いた香りです。
さらに、しなやかなレッドローズと、柔らかなキンモクセイが重なり、澄んだ空気感へと変わります。
フローラル系の淡さがありながらも、凛とした印象もある香りで、奇妙な出来事に遭遇しながらもめげずに美術館を探索してゆくイヴの姿が感じられます。

ラストノートでは、清々しいシダーウッドの香りが立ち昇ります。
ミドルノートの花の香りも残りながら、静かにウッディが混じるようなイメージです。
どことなく純粋さを思わせるような香りで、混じりけのないピュアな雰囲気を感じられます。

全体的に幼く可愛らしい香りですが、その奥に無垢な印象を隠し持つフレグランスです。