Naruto Uzumaki

うずまきナルト|NARUTO-ナルト- 疾風伝

うずまきナルトの香りは、若々しく真っ直ぐな印象の中に、芯の強さを感じさせる香りです。

トップノートは、フレッシュなベルガモットとマンダリンの香りが、渋みを伴いながら勢いよく香ります。
幼い頃は火影岩にペンキで落書きをしたり、下忍になって初めての演習の時も、一人で突っ走り返り討ちに合ってしまう姿が目に浮かびます。しかし、先代のどの火影も超えるという強い決意を感じる香り立ちです。

しばらくすると、プチグレンのスパイスの香りが力強く重なります。
より香りに勢いが出てくるので、真っ直ぐ自分の言葉は曲げない忍道を貫く姿がイメージできるようです。サスケを連れ戻すべく、五影会談の行われる鉄の国へ向かい、雷影のエーへ土下座をしてまで助命を懇願する彼の姿を思わせる香りです。

ラストノートでは、アンバーの人肌のようなぬくもりある香りが、内側からじわりと広がります。
友を連れ戻す為、自分の大切な人を守る為に必死に戦っている、彼のこれまでの過去があったからこそ、人との繋がりを何よりも大切にする姿を思わせるイメージです。
戦いの中で知っていく父親や母親の願い、そして自来也の想いを背負い、木ノ葉隠れの里の次代を担う彼の人生の軌跡が伝わるような奥深い印象です。

英雄となり未来を照らしてゆく、彼の心の内を感じることのできる香りです。