Neji Hyūga

日向ネジ|NARUTO-ナルト- 疾風伝

日向ネジの香りは、彼の気高い姿が感じられる、清々しく澄んだ香りです。

トップノートは、すっきりとしたシトラスの香りから始まります。
「日向始まって以来の天才」と周囲から評され、本家にのみ伝えられる『八卦掌回転』や『柔拳法・八封六十四拳』を独学で習得してしまった彼の、圧倒的なスキルの高さが伺える香り立ちです。

ですが、すぐに渋みを持つ松の香りが重なるため、この清々しい空気感が一気に落ち着いた香りに変化します。
父親が殺されたことにより、日向宗家に憎しみを抱いている彼を彷彿とさせる、淡々とした香り立ちです。
自身を「籠の中の鳥」と称し、人々が正しく持っているのは死だけと語る彼の、額に呪印を刻まれた姿や、冷ややかな瞳を思わせます。

ラストノートにかけて、柔らかなムスクの香りがふわりと漂います。
どこか優しく、穏やかな印象の香り立ちです。第四次忍界大戦にて、十尾の攻撃からナルトとヒナタを庇い、命をして戦った彼の、心境の変化や未来に懸ける思いを感じさせます。

運命の呪縛から解き放たれた、誇り高き天才忍者に相応しいフレグランスです。