Madara Uchiha

うちはマダラ|NARUTO-ナルト- 疾風伝

うちはマダラの香りは、好戦的な性格を思わせる、力強く深みのある香りです。

トップノートは、研ぎ澄まされた気配を放つユーカリから始まります。
戦うことを心から楽しんでいるマダラを思わせるようなキレのある香りで、戦闘に対する異常なまでの執着心を感じさせます。

ミドルノートになると、ローズマリーやクローブの香りで、力強さが増してゆきます。
初代火影である千手柱間と互角に渡り合えた唯一の存在だと言われる彼の、圧倒的な実力を思わせる香りです。
カブトの穢土転生によって現世に現れ、須佐能乎で五影たちを圧倒する姿や、穢土転生で柱間が復活した際には、喜びに震えるマダラを彷彿とさせます。

ラストノートにかけて、静けさが広がるようにサンダルウッドが重なります。
かつて「誰も争わない、戦争で死ななくてよい世界を創り出すこと」を望んでいた彼の思いが透けて見えだす印象です。
長い時をかけて無限月読を発動させた彼が心に抱く、戦いのない平和な夢の世界を夢見る、ある意味で純粋な願いを感じさせます。

時を越えてなお、渇望するほどの願いに手を伸ばす男に相応しいフレグランスです。