Shanks

シャンクス|ONE PIECE

トップノートは、スパイシーな香りの中にアニスの甘い香りが合わさります。
己への侮辱は笑って済ませ、大切な友人を傷つける者には怒りを露にするような、器の大きさと仲間を大切にする心を感じさせる香りです。
幼いルフィを近海の主から助けて左腕を失うものの「安いもんだ 腕の一本くらい…無事でよかった」と笑う彼の姿が目に浮かびます。

ミドルノートになると、熱感のあるベイとレザーの香りがゆったりと重なります。
頂上決戦の際にも、無益な死を増やさないために「この戦争を 終わらせに来た!!!」と終戦を宣言し、その後白ひげとエースの墓を作り相手に敬意を払う彼の、『四皇』としての圧倒的な存在感を感じさせます。

ラストノートにかけて、ベチバーやオークモスの香りが、人肌のような温度感を保ちながら漂います。
自身の大切な麦わら帽をルフィに預け「いつかきっと返しに来い 立派な海賊になってな」と背中を見せ出港する姿であったり、ルフィが初めて賞金首になった時も、二日酔いであったにも関わらず嬉しさのあまり宴会を開いたりする彼の、明るくおおらかな人柄を感じさせます。

全体的に、ルフィが憧れを抱き、船員たちからも慕われる彼の『赤髪海賊団大頭』としての頼もしさを感じる香りとなっています。
彼の持つ力強さと懐の深さを思わせるような、大人の男性の魅力あふれるフレグランスです。