Nefeltari Vivi

ネフェルタリ・ビビ|ONE PIECE

トップノートは、ウォータリーで甘やかな香りから始まります。
ルフィ達と初めて出会った当初はまだ16歳の少女だった彼女を思わせる、可愛らしい香り立ちです。
ウイスキーピークで、社長の正体は言えないと言ったにも関わらず「王下七武海の一人“クロコダイル”」とうっかり話してしまう彼女の、少し天然な一面も感じられます。

ミドルノートになると、清らかな雰囲気を持つホワイトリリーやライラックの花の香りが重なります。
アラバスタ王国の王女としての振る舞いを見せている姿がイメージできるような、凛とした印象の香りです。
マリージョアにてワポルにぶたれた際、まだ10歳であったにも関わらず国のために自ら謝り頭を下げる姿や、国民の暴動を抑えるために奔走し、王国を取り戻そうと立ち向かう姿を感じさせます。

ラストノートでは、あたたかいアンバーの香りがじんわりと広がります。
アルバーナの式典のスピーチでは「私はこの国を愛しているから!!!!」とルフィの誘いを断りつつも「いつかまた会えたら!!!もう一度仲間と呼んでくれますか!!!?」と涙ながらに伝える彼女の、国と仲間を大切にする姿を思わせます。

全体的に、王女としての気品あふれる印象が続いてゆく、清らかな香りとなっています。
彼女のどこまでも純粋な想いを感じさせるフレグランスです。