Crocodile

クロコダイル|ONE PIECE

トップノートは、熱感のあるナツメグの香りから始まります。
『アラバスタの守り神』や『砂漠の王』と崇められ、“王下七武海”として君臨する彼が放つ、気圧されそうなほどの存在感を感じる香りです。

ミドルノートになると、シナモンのがさついた香りが広がります。
“スナスナの実”の能力で圧倒的な実力の差を見せつける彼の姿がイメージできる香り立ちです。
そこへ、その実力を奥へと潜ませるかのように、タバコアブソリュートが重なります。タバコの煙をくゆらす彼の姿がイメージできるような、スモーキーな印象です。
テンションがぐっと低くなるため、アラバスタ王国を乗っ取るという計画を着々と進める狡猾さすら感じられるようです。

ラストノートにかけて、ほのかな温度感を覚えるラブダナムの香りが、緩やかに立ち昇ります。
インペルダウンでは、白ひげと海軍が戦争を起こすと聞きつけ、互いのメリットの合致でルフィと共に戦場へ向かったり、「守りてェもんはしっかり守りやがれ!!!これ以上こいつらの思い通りにさせんじゃねェよ!!!」と、頂上決戦で瀕死になったルフィを抱えたジンベエを助ける姿が目に浮かびます。

全体を通して、荒々しさとスモーキー感を併せ持つ、スパイシーで力強い香りとなっています。
彼の持つ、抗いがたい風格と、圧倒的な存在感を感じることのできるフレグランスです。