Marco

マルコ|ONE PIECE

トップノートは、深みのあるガルバナムから始まります。
白ひげ海賊団の中では古株であり、シャンクスの“覇気”を前にしてもビクともしない彼の、今まで乗り越えてきた経験の重みや力強い姿がイメージできる香りです。

ミドルノートになると、カメリアの香りが真っ直ぐに立ち昇ります。
白ひげへの忠誠心を感じさせる印象で、頂上決戦の際、白ひげに「アレを死なすんじゃねェぞ…」と言われルフィを援護したり、青い炎を身にまとい黄猿の攻撃を防ぐ『白ひげ海賊団一番隊隊長』の姿を思わせる香り立ちです。
赤犬に狙われているルフィを「その命こそ…!!生けるエースの“意志”だ!!!」と守り抜く彼の、託された思いを繋いでゆく姿も感じられます。

ラストノートにかけて、ベンゾインの香りが緩やかに広がります。
「お前ら何であいつの事“オヤジ”って呼んでんだ………?」というエースの問いに対して「あの人が――…“息子”と呼んでくれるからだ」と笑う姿がイメージできる優しい香りです。
白ひげとエースの墓を作ってくれたシャンクスに「ありがとよい」と礼を述べたり、白ひげの形見である村で医者として過ごし『故郷』を守っている姿も感じられます。

全体を通して、白ひげに対する忠誠心を感じさせる深みのある香りです。
次第に深みのある中にも優しい空気感が広がってゆくフレグランスとなっています。