Brook

ブルック|ONE PIECE

【トップノート】
クローブやブラックペッパーといった、スパイスの香りから始まります。
微かな甘みがありつつも淡々とした香り立ちで、どこかひんやりとした印象もあります。
魔の三角地帯フロリアントライアングル”で霧の中にいたブルックのイメージで、まるでオバケのような仄暗い雰囲気が感じられます。

【ミドルノート】
ヒノキのドライな渋みが出てきて、80歳を超えるブルックの老練さが感じられるようになります。
そこに、サンダルウッドの品のいい甘みが重なることで、クラシカルな雰囲気が増していきます。
ルフィを船長と仰ぎ命を預ける姿に見られるような、紳士然とした振る舞いのイメージです。
また、芯のある香り立ちなので、ラブーンと交わした再会の約束を果たそうという、強い決意までもが感じられます。

【ラストノート】
上品な甘みが余韻を残しつつも、スモーキーノートの揺らめくような不透明な香りが出てきます。
ふいに見せる物腰の柔らかさや、若き一味を守ろうという気遣いが感じられる、落ち着いた香り立ちです。
静けさをたたえた香りからは、ホールケーキアイランド編で誰にも気づかれないうちに重要な任務をサラリとこなしたような、さりげなさが伝わってきます。

【全体的に】
ブルックのフレグランスは、一貫して上品さがあり、最年長らしい奥行きを感じられるのが特徴です。
成熟した大人の落ち着きと共に、音楽やファッションを嗜む彼の、クラシカルな雰囲気を感じてみてください。