Kaku

カク|ONE PIECE

【トップノート】
クラリセージやスペアミントのすっきりとした香りから始まります。
涼やかさが特徴で、ガレーラカンパニーに潜入していた頃のカクの異名でもある、“山風”を彷彿とさせる、爽やかな香りです。
ウォーターセブンの街並みを、風に乗って駆け巡る姿が思い浮かびます。
しかし、そこにファーバルサムの重たさが隠れており、微かな渋みをにじませています。
職人としての顔の裏に隠された、別の一面を感じさせる香りです。

【ミドルノート】
ウォータリーノートや花の甘みが出てきて、親しみやすい印象の香りになります。
食べたばかりの悪魔の実・ウシウシの実を使いこなせていない時のカクのイメージです。
“かっこ悪い”姿と技を披露している、コミカルな姿が思い浮かびます。
また、ゆったりと流れるような香りでもあり、彼のマイペースな雰囲気も伝わってきます。
エッグヘッド島で未来都市や宇宙怪獣に興奮しているような、冷酷なエージェントらしからぬ姿が思い浮かびます。

【ラストノート】
シダーウッドの真っ直ぐでキレのある香りが出てきます。
本気を出したカク、といったイメージで、嵐脚を使いこなす四刀流の実力が感じられます。
切れ味の良い斬撃を、畳みかけるように繰り出す姿が思い浮かぶ、一切隙のない印象の香りです。
しかし、そこにムスクが重なることで、微かに温感が出てきます。
穏やかな印象の香りからは、任務に忠実な彼の中にある人間味が感じられます。

【全体的に】
カクのフレグランスは、街に吹き抜ける爽やかな風、といったイメージで、クセがなくすっきりとした香り立ちが特徴です。
任務に忠実なサイファーポールの一員でありながら、親しみやすい雰囲気を持ち合わせ、どこか憎めない人間味があるカクの、自由で飾らない姿を感じてみてください。