Hyoga

氷河|聖闘士星矢

トップノートでは、ひんやりとした印象のホワイトセージが香ります。氷河のクールさや、ダイヤモンドダストを放ち戦う姿を思わせるような、冷ややかな雰囲気です。
そこにベルガモットのシトラス感も加わり、彼の金色の髪のようなキラキラとしたイメージも広がります。

ミドルノートでは、そっとカトレアの花が香り出します。トップノートからのひんやりとした香りはそのままではあるのですが、ほのかに甘みが加わっていくような印象です。
さらに、彼の母親を慕う心を物語るかのように、百合の花の淡い甘さも加わります。母の遺体を引き上げる力を得るために聖闘士セイントとなる決心をした氷河が、毎日冷たい海に潜り母に花を届けている姿が目に浮かぶようです。

ラストノートになると、すっきりとした透明感を持つクリスタルムスクが香ります。まるで混じりけのない氷のような香りです。シダーウッドの清々しさも重なり、凍てついた冬の世界を思わせるような香りになります。
水瓶座アクエリアスのカミュとの戦いの中で、絶対零度の凍気を放出するオーロラエクスキューションを習得する氷河が感じられるような、曇りのない香りです。

トップノートからラストノートまで、ひんやりとした氷を思わせる、冷たくも美しい香りとなっています。
涼しげな空気感がクリアに漂う、端正な雰囲気のフレグランスです。