バーナビーの香りは、クールな中にも純粋さを潜ませた香りです。

トップノートは、ベルガモットの香りが、辺りを輝きで満たしていくように香り立ちます。
ファンの支持を集める、彼の好青年で整った容姿を彷彿とさせる綺麗な香りです。
同時に、ふとした時に見せる鋭い雰囲気を感じさせるシャープさもあるため、物事を冷静に判断して効率的にポイントを獲得する合理的な一面が見えます。

バーナビーは、ミドルノートにかけての変化がとても大きいフレグランスのため、この後印象がガラリと変化します。
ミドルノートになると、柔らかな気配を纏って、マリンやピオニーのみずみずしい甘さが広がります。しかし、どこかうら悲しさを潜ませたような繊細な香り立ちのため、両親の仇である『ウロボロス』のことになると隠していた感情が表に出てしまうような、一人ですべてを抱え込んでしまう姿も感じられるかもしれません。

ラストノートにかけて、オークモスやムスクの落ち着いた香りが優しく重なります。
ワイルドタイガーのことをバディとして認め始めて「虎徹さん」と呼ぶ姿や、ワイルドタイガーと共に事件を解決するようになる姿を思わせる香りです。

信念を秘めた心の奥に、どこまでも純粋な想いを感じさせる香りです。

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