トップノートは、すっきりとしたグリーンシトラスが漂います。涼やかなキレのある香りで、冷静で頭の切れる東卍壱番隊副隊長というイメージです。
場地圭介にボコボコにされた傷だらけの顔で、「場地さんカッケーだろ？」と笑う時の表情や、稀咲のことに気付き自分なりに外部から稀咲を調べたいと言う姿が感じられます。

ミドルノートになると、透明感のあるペアが広がります。澄んだ印象の香りで、どんな状況になっても場地圭介のことを信じている松野千冬を思わせる雰囲気です。芭流覇羅に入った場地圭介の意志を見抜き「場地さんの力になりてぇ」と言う姿や、花垣武道の相棒として背中を押してくれる姿がイメージできます。

ラストノートは、ふんわりと柔らかいムスクの香りに変化します。真っ直ぐに向けられる彼の優しさを思わせるような香りです。
血のハロウィンで、思わず足がすくんでしまうタケミっちに対して、「背中はオレが守ってやる! 喧嘩にビビんねぇ奴なんていねぇよ 大事なのはさぁ どう向き合うかだ!!」と励ましたり、場地圭介を止めようとしながらも「オレは…場地さんを殴れねー」と涙を流す姿が目に浮かぶようです。

全体的にクリアな印象のある、すっきりとした香りです。
場地圭介や花垣武道などの仲間たちを信じる、真っ直ぐな気持ちが見えるようなフレグランスです。

©和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会