Takashi Mitsuya

三ツ谷隆|東京リベンジャーズ

トップノートは、シトラスの爽やかさにユーカリのキレが重なります。軽やかながらもシャープな香りで、東京卍會弐番隊隊長として動いている三ツ谷隆の姿が感じられます。
8月3日のドラケンが刺される祭りの日の抗争で、インパルスに乗って現れ、ぺーやんの動きを察知して東卍メンバーを呼び寄せていた三ツ谷隆を思わせるような香りです。

ここからミドルノートになると、カルダモンのライトなスパイシー感に、ネロリの湧き上がるような空気感が混じります。どことなく頼りがいのあるような香りで、みんなの兄貴分としての姿が感じられます。東卍創設の時にも「みんなのまとめ役 三ツ谷」と言われるほど人望がある三ツ谷隆というイメージです。
血のハロウィンで、最初にタケミっちが腰が引けてしまった時に、「テメーも弐番隊の一員だろーが!!よそ見してんじゃねーぞ!!」と檄を飛ばす姿も感じられると思います。

ラストノートは、ラブダナムがゆっくりと漂い出し、ソフトな甘さが出てきます。家族を大事にする姿や、裁縫をしている姿が目に浮かぶようです。
ドラケンを刺したぺーやんに、「ちゃんと謝れよ ドラケンにもパーちんにもみんなにも…おかえり ぺーやん」と言う三ツ谷隆を思わせるような香りです。

全体的にすっきりとした隙のない雰囲気もありますが、それがだんだんと甘くて穏やかな香りになっていきます。
厳しくも優しい、みんなの兄貴分というイメージのフレグランスです。