Shuji Hanma

半間修二|東京リベンジャーズ

トップノートは、鋭いブラックペッパーに冷たいセージが重なる、ひんやりとした香りです。笑顔で戦いに臨む半間修二の、どこか不気味な姿を思わせる雰囲気です。
愛美愛主"仮"総長として現れ、マイキーの蹴りを手で防いで止め、「これで"無敵のマイキー"をこの手で――ぶっ殺せるからな!!」「マイキーもドラケンもまとめてだあ♡」と笑う姿が目に浮かびます。

ミドルノートになると、不思議なゆるさを持つロータスが軽やかに漂います。
夏祭りでマイキーと対峙した時や、12年後に橘日向を殺す事故を起こす前などに、「ダリィ」と口癖のように口にする彼を思わせる香りです。
ただ不気味な冷感はそのままなため、彼の捉えどころのない性格や、何を考えているか分からない姿も感じられます。

ラストノートになると、深みと渋みとを持つベチバーが香り出します。凶悪なイメージは続いているのですが、その奥にかすかに人間味のようなものが透けて見えます。
長内曰く「稀咲の次の刀は半間修二」であり、稀咲のために動いている彼を思わせる香りです。

全体的に、凍り付くように冷ややかで、鋭利な印象が続きます。
左手に「罪」、右手に「罰」とタトゥーを入れている彼の、狂気のようなものを感じる雰囲気で、どこまでも不気味な香りのフレグランスとなっています。