Hakkai Shiba

柴八戒|東京リベンジャーズ

トップノートは、みずみずしい香りから始まります。水気のあるペアに、飾り気のないシクラメンが重なる、明るい香りで、八戒の朗らかな笑顔が感じられるようです。
ボウリング場で花垣武道に「息ピッタリだな!」と笑いかけたり、「オレら今日から”兄弟分”な?」と笑顔で花垣武道の肩に腕を回す八戒の、気さくで親しみやすい雰囲気が目に浮かぶようです。

ミドルノートになると、明るく軽やかな雰囲気はそのまま続きながらも、そこにオリスの不透明な香りが重なります。さらに、ホワイトピオニーの柔らかな香りも加わります。
これにより、少しだけ淡い印象へと変化し、どことなく繊細な雰囲気が感じられます。
柚葉のことを守っていたと嘘をついていた八戒の、隠していた「弱さ」を物語るようです。

ですがラストノートは、ホワイトムスクの混じりけの無い香りが出てきます。さらにサンダルウッドの落ち着いた静かな香りが加わり、どこか純粋さを感じさせる印象になります。自分の力で家族を守ろうとし、大寿に向き合うようになった八戒の心が感じられるようです。
「柚葉を!!仲間を!!家族を守るためにテメェをぶっ飛ばす!!!」と叫び大寿に立ち向かってゆく八戒を思わせる香りです。

全体的には、年若い男の子の笑顔を思わせるような、親しみやすい香りです。
朗らかな明るさの中に隠し持つ、弱さや繊細さ、そして純粋さを、ぜひ感じてみてください。