Hajime Kokonoi

九井一|東京リベンジャーズ

トップノートは、クールな印象のある、ひんやりとした香りから始まります。ライムのシャープな印象や、ユーカリの切れのある香りが混じる、冷ややかな香りです。
どことなく怜悧で鋭い視線を感じさせるような雰囲気で、稀咲や武道に、「10万でテメェらの知りてぇ事を教えてやる」と語るココの姿が目に浮かぶようです。

ミドルノートになると、カルダモンの硬質なスパイスの香りが香り出し、どことなくピリッとした緊張感が漂います。
情報を売ろうとした部下に「拷問けってーい」と笑いかけたり、イヌピーに殴られ三ツ谷が倒れたところに「どうだ?オレの情報は?10マンの価値はあったろ?」と語りながら現れたりするココというイメージです。

ですがラストノートになると、深みのあるドライウッドの香りへと変わります。じんわりと落ち着きが広がるようなイメージで、イヌピーをフォローするココの姿が垣間見えます。
聖夜決戦を終え、イヌピーに「オマエはどうする?」と聞かれ、「当然オマエについてくよ」と当たり前のように答えるココを思わせるような香りです。

全体的には、頭の切れるココらしい、冴えわたるようなキレのある香りです。
彼の鋭い視線を感じられるような、研ぎ澄まされた冷ややかな印象をお楽しみください。