Rindo Haitani

灰谷竜胆|東京リベンジャーズ

トップノートは、灰谷蘭と同じくライムのキレのある香りから始まります。
ですがこちらは、そこに弾けるようなシトラスとパワフルなガルバナムが混じり合って、フレッシュな刺激が感じられる香りとなっています。
関節技を得意とし、兄と連携した攻撃で相手を倒す姿を思わせる香りです。

ミドルノートになると、軽い甘さを持つマリンノートが香り出します。ノリの軽さを思わせるような雰囲気です。
アングリーの足の骨を折って、「いい音!」と笑う灰谷竜胆が目に浮かぶようです。
躍動感のある香りなので、兄の静止を聞かず「大丈夫だよ兄貴」と泣いたアングリーに立ち向かう灰谷竜胆もイメージできます。

ラストノートは、少しだけ柔らかなムスクの香りが出てきます。どこか「弟」っぽさを感じるような香りの変化です。
モッチーに対して「兄ちゃんはいつもいいとこ取りだよ」と言ったり、「今日中に終わらせんぞ!」と言う灰谷蘭に「すぐ仕切る」とツッコミを入れる灰谷竜胆が感じられるような香りです。

灰谷竜胆のフレグランスは、灰谷蘭と同じように、冷ややかでキレのある香りから徐々に甘みが出てくるように変化します。
ですが灰谷竜胆の方が軽やかで若さのある香りなので、「兄弟」の対比が魅力的なフレグランスとなっています。