JUZA
HYODO
(BLOOD ver.)
【トップノート】
キレのあるブラックペッパーと、硬さのあるタイムから始まります。
隙が無い印象で、人を一切寄せ付けない雰囲気を放つ、寡黙なブラッドを思わせる香りです。
その見た目や性格のせいで何か起こるたびに誤解されてきたことにより、他人と一線を引くようになった彼の姿が感じられます。
【ミドルノート】
フランキンセンスのゆったりとした甘さが広がります。
トップノートまでの硬さが少しずつほぐれていくようなイメージです。
疑いをかけられても希望を捨てきれずに、人知れず街を救う彼が内に秘めている、光に対する憧れが感じられる香りです。
ヒューイが自分を信じてくれたこと、また、マックスからかけられた疑いが晴れたことによる、微かな喜びも感じられます。
【ラストノート】
タバコアブソリュートのスモーキーさが、余韻となって漂い続けます。
先程までブラッドが確かにそこに存在したが、今は姿が見えない、というような、残り香が広がるイメージです。
マックスから餞別の煙草を受け取り、暗がりに一人消えてゆく彼の姿が印象的な、静かなる終幕が目に浮かびます。
【全体的な香りの印象】
ブラッドのフレグランスは、近寄りがたさのある無骨な印象の香り立ちから、徐々に姿をくらませた後のようなスモーキーな余韻が残るのが特徴です。
その見た目のせいで誤解され続けてきたブラッドと同じような苦しみを持ち、「ずっと違う誰かになりたかった」という想いを抱えてきた十座。
圧倒的な熱をもって舞台に立ち、他人の人生を生き抜いていく十座が演じる、最後まで孤独に正義を貫くブラッドの姿を、香りで感じてみてください。
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