SAKYO
FURUICHI
(GINJI KAZAMA ver.)
【トップノート】
ヒバの古風な香木の香りから始まります。
周囲の人間がスーツをカッチリと着こなす中、黒い着物をさらりと着こなした、流れ者の銀二を彷彿とさせる香り立ちです。
そこへクローブの重厚な渋みが重なることによって、睨みを利かせている時の凄みや、弱気になっている若頭に力強い言葉をかけてくれるような、頼れる銀二の姿も感じられます。
【ミドルノート】
真っ直ぐな印象のヒノキの香りが重なります。
トップノートにあったスパイスの渋みが和らぎ、一本芯の通った雰囲気へと変化していくイメージです。
龍田組の親分の仇を取るために一人で興誠会へ乗り込み、鬼人の如く奮闘する彼の姿が感じられる香りです。
どんな窮地に陥ろうとも、受けた恩や義理を貫き通すような、揺るぎのない信念が伝わってきます。
【ラストノート】
オリバナムの落ち着いた甘さが広がっていきます。
香木特有のすっきりとした印象が和らぎ、徐々に緩やかな雰囲気が出てくるイメージです。
銀二が龍田組を去った後、銀二本人は居なくなってしまったけれど、彼の残した熱い想いは確かに感じられる、そんな情景が目に浮かぶような香り立ちです。
【全体的な香りの印象】
風間銀二のフレグランスは、仁義や義理を重んじる男の背中が感じられるような、古風で粋な香りです。
龍田組の親分から受けた恩を返す為に尽力する銀二と同じように、劇団を立て直すために一番近くでMANKAIカンパニーを見守り、支え続けてきた左京。
かつて失いかけた、かけがえのない居場所を守り、そして焦がれ続けた舞台の上で芝居をする左京が演じる、仁の道を貫き通す銀二の姿を、香りで感じてみてください。
©Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.