AZAMI
IZUMIDA
(ABEL ver.)
【トップノート】
ユーカリやスペアミントといった、ハーバル調の香りから始まります。
熱を持たない半身の体温の低さが感じられるかのような、冷たい印象の香り立ちです。
また、淡々とした印象でもあるため、無愛想で陰気な性格や、気配なくイヴァンに近づき驚かれてしまう彼の姿も感じられます。
【ミドルノート】
グリーンフローラルの、澄んだ甘さが重なります。
これにより、トップノートまでの淡々とした印象に、少しずつすっきりとした印象が出てきます。
自身の体が元に戻る方法はあるのかを突き止めるために、アンデッドのことや人間のことについて調べ、謎を追求しようとするアベルの前向きな心が感じられる香りです。
【ラストノート】
彼の半身が持つ
父親の死に際の想いや真相を知り涙を流す彼の、人間味が徐々に見えてくるような変化です。
また、同時にシダーウッドのクリアな印象も広がります。
人間やアンデッドではない、「アベル」として生きることを決めた彼の、清々しい表情が感じられる香りです。
【全体的な香りの印象】
アベルのフレグランスは、熱をもたない淡々とした印象の中に、人肌のような
人間とアンデッド、自分は一体どちらなのか、そしてどう生きればいいのかと悩むアベルと同じように、銀泉会のこともメイクアップアーティストの夢も大事で、どちらも選べないという悩みを抱えていた莇。
父親をはじめ、将来についてもきちんと向き合い、新たな夢に向かって進んでいく莇が演じる、真実と向き合ってありのままの自分として生きていくアベルの姿を、香りで感じてみてください。
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