LUCY
【トップノート】
ひんやりとしたシトラス調の香りから始まります。
端正な印象の香り立ちのため、目を惹くほどに美人なルーシーというイメージです。
そこへ、カモミールの控えめな甘さが重なります。
ひんやりとした印象の中に、どこか柔らかい雰囲気が出てくるため、デイビッドと一緒に月を見た時に浮かべていた、どこか憂いを帯びた表情も感じられます。
【ミドルノート】
ジャスミンのしなやかな花の香りで、よりしっとりとした印象へと変化します。
自身の事をあまり語らないルーシーのイメージです。
アラサカの強固なシステムにハッキングできるほどの腕前を持つネットランナーながらも、前線に立ち、ワイヤーを使用して交戦するといった、まだまだその実力は謎に包まれた雰囲気を思わせます。
しかし、そこへ微かにローズマリーの硬さが混じります。
子供の頃は別のアラサカの施設にいて、ネットランナーとしてオールドネットに強制的にダイブさせられていたルーシー。
そんな彼女の辛い過去を思わせるような、張り詰めた雰囲気が広がっていく香りです。
【ラストノート】
柔らかいムスクの香りが、ふわりと漂います。
トップノートからあったひんやりとした印象が、徐々にほぐれていくようなイメージです。
他人を寄せ付けなかったルーシーが、デイビッドに「デイビッドだけが生きてさえくれていればそれだけでよかった」と伝えるといった、大きな心情の変化が伝わってきます。
また、
【全体的な香りの印象】
ルーシーのフレグランスは、どこか近寄りがたい冷たさのある、端正ながらもミステリアスな香りです。
ですが、徐々に淡い雰囲気が広がることによって、ルーシーの秘めたる本音や、デイビッドを大切に思う気持ちが感じられるようになります。
誰かから与えられた夢ではなく自分の夢を追いかけ、そしてデイビッドと生きる未来を望むようになった彼女の想いを、香りで感じてみてください。
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