Rei Ayanami
【トップノート】
オゾンノートの淡々とした印象から始まります。
あまり自分の感情を表に出すことがない綾波の、静かな佇まいを思わせる温感の低い香りです。
ひんやりとした印象の香りからは、彼女の消え入りそうなほどに儚い存在感も伝わってくるようです。
【ミドルノート】
アイリスの柔らかな質感がふわりと重なります。
トップノートの淡々とした、ともすれば無機質にも思えたところから、じんわりと温感が出てくるイメージです。
決して変化することのなかった綾波の表情の中に、感情のようなものが少しずつ見え隠れしだした様子が感じられるような香りです。
【ラストノート】
アルデハイドの温もりのある香りが、ゆるやかに広がります。
トップノートから一貫して淡い印象はあるものの、最後には少し人肌のような温度が感じられるようになります。
ポカポカとした温かみのある香りからは、物語当初と比べて感情表現が豊かになった様子が伺えるようです。
【全体的な香りの印象】
綾波レイのフレグランスは、彼女ならではの存在感を思わせる、静かで淡々とした香り立ちが特徴です。
そこから次第に、雰囲気を和らげるように柔らかさや温もりが出てくるようになる、その変化も感じてみてください。
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