MCGILLIS FAREED
【トップノート】
アルモワーズやラベンダーの涼やかな香りから始まります。
フゼア調の甘みが効いており、セブンスターズの一角を担うファリド家の跡取りらしい、威厳や品格が感じられます。
ギャラルホルンの中で監査局という要職に就いている、その確固たる権力までもが伝わってくるようです。
【ミドルノート】
クローブやスモーキーノートの、靄がかったような香りが出てきます。トップノートに比べると重みが出てくるイメージです。
幼馴染のガエリオやカルタのことを一切信用しておらず、アインの忠誠心すらも利用して、自分の野望のために動いていたこと。
かつてはストリートチルドレンで、怒りを原動力に生きていたこと。
そうした、澄ました表情の裏側に隠した本性や
【ラストノート】
ラブダナムアブソリュートの柔らかな香りが重なることで、ミドルノートに比べると淡くまろやかな質感が増していきます。
トップノートから感じられた品位が薄れていくような変化からは、マクギリスの「大人になれない子供」としての一面が見えてきます。
ガエリオと対峙した最後の瞬間に零れかけた、これまで目を背けてきた本当の想いや、アルミリアに対する本心までもが伝わってくるようです。
【全体的に】
マクギリス・ファリドのフレグランスは、トップノート・ミドルノート・ラストノートの変化がかなり速いのが特徴です。
最初の格式高い印象から、滑らかに静かに、淡く移りゆく香りの変化に、彼の一言では片づけられない想いの複雑さを感じてみてください。
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