ASH

アッシュ|「コードギアス 奪還のロゼ」フレグランス

【トップノート】
ユーカリやブチューといった、ハーバル調のクールな香りから始まります。
どんな作戦を前にしても冷静沈着で、多くは語らない武骨なアッシュのイメージです。
一方で、マンダリンのまろやかな甘みが重なっているのも特徴です。
ラズベリーに一目惚れして、慣れないながらも彼女の気を引こうと懸命に話しかけるような、不器用でかわいらしい一面が垣間見える香りです。

【ミドルノート】
ゼラニウムやローズマリーの微かな渋みが出てくることで、力強い印象の香り立ちになります。
トップノートにあった甘みが引いて、香り立ちが引き締まるイメージです。
Zi-アポロに乗って、あっという間にネオ・ブリタニア軍を制圧してしまうアッシュの強さが感じられます。
しかし、トップノートからじわじわとほろ苦さがにじむように変化するため、まるで彼の暗い過去の記憶が蘇っていくかのような雰囲気もあります。
ギアスに翻弄されるアッシュの苦悩や困惑、心の葛藤までもが垣間見える香りです。

【ラストノート】
素朴な甘みをもつバニラや、ナチュラルなオークモスが出てきます。
ミドルノートのほろ苦さが落ち着いて、穏やかな印象の香りに変化します。
恩人であるサクヤの父・皇重護との約束を果たすために、サクヤの力になろうとするような誠実な姿や、弟・ニコル想いの優しい兄としてのアッシュのイメージです。
捨て犬を放っておけず、虐げられる日本人を見るとすぐに助けるような、彼が持つ本来の優しさが感じられます。

【全体的に】
アッシュのフレグランスは、どこか純朴さを残したクールな青年といったイメージで、力強さだけでなく優しさを帯びているのが特徴です。
ノーランドの思惑をかいくぐり、時には苦しみながらもロゼ、ひいてはサクヤの力になろうとする彼の、頼もしさや本来の純朴さを感じてみてください。