KY KISKE

カイ=キスク|「GUILTY GEAR -STRIVE-」フレグランス

【トップノート】
グレープフルーツの酸味が効いた、プラムの端正な甘みから始まります。
雷属性の法力を得意とするカイの、触れるとピリリときてしまいそうな印象があるのが特徴です。
また、すっきりとした隙のない香り立ちからは、聖騎士団団長時代、天才剣士とあだ名されたカイが剣を振る姿が感じられます。
無駄も慈悲もなく、効率よくギアを駆逐していたという当時のカイの、張り詰めた雰囲気が思い浮かぶようです。

【ミドルノート】
アイリスやローズといった、品のある花の香りが出てきます。
トップノートの酸味や刺激が落ち着いた、清廉潔白で美しい印象の香りです。
ソルやディズィーとの出会いで「ギア=兵器」という認識を改め、いち生命としてギアを認識するようになったカイの、研ぎ澄まされた神経が和らいでいくイメージです。
ジョニーをして「なかなかのハンサムボーイ」と言わしめるほどの整った顔立ちや、物腰柔らかく、一人の男性として紳士的にディズィーに接する甘い雰囲気も感じられます。

【ラストノート】
グアヤクウッドやサンダルウッドといった香木の、静かながらも深みのある香りが出てきます。
ミドルノートの甘さが後を引くものの、清潔感一辺倒ではなく、落ち着きが出てくるイメージです。
ソルと同じように秘めた能力を解放し、静かに「ドラゴンインストール」と口にするときの、静謐さが感じられます。
また、ソルの良き理解者であり、ディズィーやシンと家族の絆を育んでいく彼が、自分の正義を貫き通して得た穏やかな日々を送る様子までもが思い浮かぶようです。

【全体的に】
カイ=キスクのフレグランスは、周囲から認められるほどの容姿と、騎士道精神を重んじた紳士的な態度が思い浮かぶ、端正で清らかな香りです。
そして、トップノートからラストノートにかけて変化がありつつも、どれも一貫して綺麗な印象であるという点も特徴です。
ギアに対する考え方、家族を得たことや連王という立場の変化を経たとしても、自分の信じる正義を貫き通したカイの優しさと信念を感じてみてください。