BRIDGET
【トップノート】
グリーンアップルの透明感のある香りから始まります。
飾り気がなく、かわいらしい香りです。
男の子でありながら女の子として育てられたブリジットの、愛らしい容姿が思い浮かびます。
また、みずみずしく澄んだ印象なので、裕福な家庭に生まれ、口調も穏やかで丁寧という、育ちの良さも伝わってきます。
【ミドルノート】
グリーンパイナップルが出てくることで、甘みやみずみずしさが一層際立ちます。
しかし、同時にロータスリーフのようなグリーン調の香りも重なるため、トップノートに比べると凛とした印象に変化します。
村を出て賞金稼ぎや大道芸人として独り立ちしたブリジットの、ヨーヨーを使って闘う姿が思い浮かぶようです。
しかし同時に重みも出てくるため、村の習慣から解放されてから男の子として生きることに迷いを抱えているような、不安を覚えている姿も感じられます。
【ラストノート】
プルーンの、明るくすっきりとした甘みが出てきます。
ミドルノートの重みが和らぎ、フルーティーさが戻ってくるイメージです。
未来の自分が後悔しないように、自分に嘘をつかないようにと、本心と向き合うことを決めたブリジットが、今よりも未来の姿に目を向けていく、という変化が感じられます。
【全体的に】
ブリジットのフレグランスは、みずみずしく澄んだ印象のフルーツの甘さの香りで、家族想いの心穏やかな優しい子であることはもちろん、特殊な生い立ち故に、自分のあるべき姿に思い悩む姿も感じられるのが特徴です。
天真爛漫に振舞うその親しみやすさから、ブリジットなりの迷いを経て成長していく様子を感じてみてください。
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