Endeavor
【トップノート】
クローブやバーチといった、力強い熱感をもつ香りから始まります。
彼の“個性”ヘルフレイムの爆炎が、轟々と燃え盛る様子を思わせる香りです。
オールマイトを本気で超えようとした結果、20歳でNO.2という地位までのし上がってきたエンデヴァーの『努力』の凄みが伝わってくるようです。
しかし、他者を寄せ付けない程の強い刺激を感じさせるため、轟焦凍のことを自分に代わりオールマイトを超える存在としてしか接していなかったという、当初の苛烈さも伺えます。
【ミドルノート】
渋みのあるベチバーが重なります。
先程までの力強い刺激から、徐々にくぐもった印象へと変化するイメージです。
望まぬ形でNO.1となってしまったことを認められないエンデヴァーの、やるせない思いが垣間見えてくる香りです。
また、家族の問題に目を背け続けてきた結果、家族との間に生まれた溝が深まってしまった様子や、荼毘が燈矢だと知った後、後悔や罪悪感が一気に押し寄せ、心が壊れてしまいそうになっている様子も感じられます。
【ラストノート】
厳かなサンダルウッドがゆるやかに広がります。
トップノートにあった力強さは余韻となって続いていくものの、渋みが和らぐことで、穏やかな印象へと変化していきます。
様々な問題に直面しながらも、逃げることなく少しずつ向き合っていこうとするエンデヴァーを思わせる香りです。
ビルボードチャートの発表会見で「俺を見ていてくれ」と力強く宣言する姿や、超常解放戦線との戦いの最終局面では、家族と共に
【全体的な香りの印象】
エンデヴァーのフレグランスは、彼の最大級の火力が感じられる熱感のある香りが特徴です。
しかし、最後まで熱は続きながらも、ほのかに穏やかな質感が出てくる香りでもあります。
若者が進む未来に、大人の過去が妨げとならないように己に怒り続けることを誓う彼が、怒り、恨み、罪、全てを背負って戦い続ける姿を、香りで感じてみてください。
©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会