KAREYANAGI JODO
【トップノート】
すっきりとしつつもキレのある、ローズマリーの香りから始まります。
読書家でショートスリーパーという、物静かな雰囲気の杖道のイメージです。
ですが、それと同時に初対面の人から「その筋の人」と怖がられてしまうような、静かながらも存在感ある様子が伝わってきます。
一方で、奥の方にジリジリとした渋みもあり、杖道が仁に対して、過去起きたことへの罪悪感を抱き続けている様子も感じられます。
【ミドルノート】
ホワイトフローラルの凛とした香りが出てきて、トップノートにあった渋みが引いていきます。
どこか清々しい印象の香り立ちからは、仕事のできる大人、といった雰囲気が伝わってきます。
仁から調べ物を頼まれたり、事件を冷静に分解して読み解こうとしたりするような杖道のイメージです。
頼りになる
【ラストノート】
サンダルウッドやウッディアンバーといった、穏やかな香りが出てきます。
仁や瑠衣と比べると、一回り近く年上の杖道。
そんな彼が、時に二人を甘やかし、時に彼らの成長を誇らしく思うような、まるで親心にも似た優しさを見せる姿が思い浮かびます。
【全体的に】
枯柳杖道のフレグランスは、スマートな印象のすっきりとした香りで、年上らしい落ち着きが特徴です。
過去に犯した罪から目を背けずに背負って生きるという覚悟や、若い二人の成長を温かく見守るような、懐の深さを感じてみてください。
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