Gato Takeharu

牙頭 猛晴|「ジャンケットバンク」フレグランス

【トップノート】
クローブバッドやブラックペッパーの、スパイシーで力強い香りから始まります。
厚みのある体つきや、神様とすべき客が相手でも、その行動に自分が納得いかないのなら殴ってもいいと思っているような、豪胆な態度が感じられる香りです。
気に入らない客を一切躊躇せず追い返した時の「お客様ッ!! お帰りでェエす!!!」と中指を突き立てる姿が思い浮かびます。

【ミドルノート】
トップノートからの変化が速く、あっという間にフゼア調の甘みが出てきます。
高校時代から投資で儲け、若くしてレストランの代表取締役になるほど優秀な牙頭の、見た目とは裏腹な本質が感じられます。
またそこに、シダーウッドのドライな香りが重なることで、骨太な印象を醸し出します。
自分の夢への最短ルートのために努力を続けられる精神力や、自分の欲望を己の力で満たし、自らの手で世界を変えて思い通りにできると思っているという、真っ直ぐな矜持が伝わってくるようです。

【ラストノート】
アガーウッドの重厚な香りと共に、アンバーやムスクといった落ち着きある香りが出てきます。
芯は残るものの、ミドルノートまでの力強さが和らぐようなイメージです。
ピーキー・ピッグ・パレス終盤、自己犠牲を厭わず友人である漆原を庇おうとした牙頭。
そんな彼の、自分の欲望だけに価値があるという矜持に隠した友を想う気持ちや、天堂・村雨ペアに敗れて救われた様子が感じられる香りです。

【全体的に】
牙頭猛晴のフレグランスは、高級感や品の良さと同時に、猛々しいまでの力強さが感じられるのが特徴です。
たった一人の友人を守るために夢を叶える力を証明してきた彼が、本当に自分を満たしてくれるものが何かに気付いて救済されていく様子を感じてみてください。