Tominaga Kenta

梅宮一|「K2」フレグランス

【トップノート】
フレッシュなシトラスの爽やかな香りと、微かな渋みを帯びたグリーンノートから始まります。
無医村状態を解消するためにN県T村へとやってきた富永研太の、活力に溢れた姿が感じられる香りです。
いずれ実家を継ぐ坊ちゃんだと思われるのが嫌で、人里離れた村への赴任を志願したような、熱意ある姿も感じられます。

【ミドルノート】
凛としたフローラルと、カラッとした熱感を持つクローブが重なります。
トップノートのすっきりとした印象が和らぎ、香りに力強さが出てくるイメージです。
自分の未熟さを肌で感じながらも、決してへこたれることなく技術を習得しようと頑張る富永研太の姿を思わせる香りです。
大学病院へと帰省している最中、全ての責任を負う覚悟でオペを開始する彼の、どんな時でも患者を第一に考えて動くといった力強い使命感すら伝わってきます。

【ラストノート】
重厚感のあるサンダルウッドが広がり、香りに奥深さを与えます。
富永総合病院を継ぎ、今まで学んできた全てを懸けて今まで以上に患者と向き合うことを決めた富永研太の、強い覚悟を思わせる香りです。
当代のドクターKこと神代一人に「お前と俺は研鑽を高め合った戦友だ」と言われるのも頷けるような、頼もしさが感じられます。

【全体的な香りの印象】
富永研太のフレグランスは、香りの変化はありながらも、患者を救うという一本芯の通った意志を感じられる、真っ直ぐな印象の香りです。
熱意はあってもまだまだ粗削りで未熟だった富永研太が、神代一人と出会ったことによって人間的にも医者としても頼もしく成長する姿を、香りで感じてみてください。