Kanaria

金糸雀|TVアニメ化20周年記念「ローゼンメイデン」フレグランス

【トップノート】
オレンジやパッションフルーツといったフレッシュな香りが広がります。『薔薇乙女ローゼンメイデン一の頭脳派』を自称しているものの、ジュンの家の窓から侵入しようとして風に飛ばされてしまったり、うっかり雛苺に見つかってしまったりする彼女の、ドジっ子な一面を彷彿とさせる可愛らしい香りです。侵入失敗を104回重ねても決してへこたれないポジティブな性格も感じられます。

【ミドルノート】
先程の明るい雰囲気に凛とした印象を持たせるように、ピオニーやジャスミンといった透明感のある花々の香りが広がります。
これにより、少し大人びた印象へと変化します。まいた世界のジュンとまかなかった世界のジュンの交信を繋いでくれたり、「協力してくれないならあのコト…バラしちゃおうかしら」と言って水銀燈を言い負かしてしまう彼女の、薔薇乙女ローゼンメイデン第2ドールとしての実力が感じられる香りです。

【ラストノート】
最初から一貫してある明るさに重なるように、あたたかいアンバーがじんわりと広がります。ぜんまいが巻かれた後に始まった、彼女の穏やかな日常が感じられる、包容力や安心感のある香りです。
ずっと二番目と言われ続けてきたことによって『わきまえなければならない』という思いを抱えていたものの、現マスターであるみっちゃんにたくさんの愛情を注いでもらったことによって、金糸雀の心がどんどん満ち足りていくような雰囲気が感じられます。

【全体的な香りの印象】
フルーツのみずみずしい甘さと澄んだ花の甘さが重なり合い、キラッとした明るい印象がどこまでも続いていく、生き生きとした香りです。
みっちゃんと出会ったことによって沢山の“一番”をもらい、そして愛される喜びを知った金糸雀の、幸せそうな笑顔が感じられるフレグランスです。