【トップノート】
カシスやラズベリーといった、フレッシュで明るい香りから始まります。
ジューシーな香りで、テンペストに突撃してきた時のお転婆な性格が思い浮かびます。
甘酸っぱさがかわいらしい印象ももたらしており、ハチミツで陥落してしまうような、幼げな仕草や好奇心旺盛な性格も伝わってきます。

【ミドルノート】
チュベローズやプルメリアの華やかな香りが出てきます。
トップノートの甘酸っぱさや勢いが落ち着いて、かわいらしさはそのままに、しなやかな印象に変化します。
最古の魔王の一柱であり、『破壊の暴君（デストロイ）』の異名を持つミリム。
そんな彼女らしい、小さな女の子の姿からは想像もつかないほど強大な力を持っていることが伝わってくる香りです。

【ラストノート】
ホワイトシダーのクリアな香りが出てきます。
すっきりとした甘さがあり、魔王や竜魔人（ドラゴノイド）ならではの気品めいた雰囲気や、力強さは感じられつつも、ポジティブで潔い印象です。
リムルと友達になり、フレイとの勉強をほったらかして度々テンペストに遊びに来るような、年頃の女の子らしさが感じられます。

【全体的に】
ミリム・ナーヴァのフレグランスは、元気で明るく、勢いがある香りが特徴です。
彼女の魔王としての強さだけでなく、遊びたいざかりの女の子が見せる子供らしさやかわいらしさを感じてみてください。

©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会