ANTHY HIMEMIYA

姫宮アンシー|「少女革命ウテナ」フレグランス

【トップノート】
マンダリンの、みずみずしくジューシーなフルーツの香りから始まります。
変わり者で言動が他の生徒と少しズレていたり、「どもども」と飄々と言っていたりする彼女の、天然な一面が感じられるようです。
人間の友達も作らず、チュチュと楽しくお話ししているアンシーが目に浮かびます。

【ミドルノート】
ローズの麗しく華やかな甘さが広がります。
沢山の薔薇を育てている、庭園の温室を彷彿とさせる香りです。
また、同時にジャスミンやガーデニアなどの多様な花の甘みが混ざり合い、オリエンタルな深みが出てきます。
決闘に勝った者に従う『薔薇の花嫁』であるアンシーの、真意の読めない謎めいた瞳を彷彿とさせる、くぐもった印象の香りです。

【ラストノート】
ウッディ調のほの暗さが広がり、辺りにダークな雰囲気が漂います。
かつて人々からデュオスを匿った結果、『魔女』とみなされ百万本の剣をその身に受けたアンシーの、辛く悲しい過去が垣間見えるイメージです。
しかし、次第にほのかな温もりを持つムスクが広がります。
ウテナの優しさにつけ込んでいたと謝る彼女の、本音が少しずつ零れていくようなイメージです。
最後、自分を救ってくれたウテナを必ず見つけ出すと決意し、学園を旅立つ彼女の姿も目に浮かびます。

【全体を通して】
姫宮アンシーのフレグランスは、美しい薔薇が咲き誇る庭園を思わせる、濃厚で麗しい薔薇の香りです。
垣間見えるほの暗さが『薔薇の花嫁』として生きてきた彼女の苦しみを彷彿とさせますが、運命と巡り合い、光へ向かって歩き始める姿も感じられます。彼女の辿った軌跡を、是非香りで感じてみてください。