Suo Hayato
【トップノート】
端正なベルガモットの気品ある香りから始まります。
タッセルのピアスをしゃらりと揺らし、右目には特徴的な眼帯を付け、いつでも笑みを絶やさない彼の、一見すると不良とは思えないような佇まいが感じられる香りです。
ただ、その奥には冷ややかなユーカリが潜んでいるため、獅子頭連・鹿沼との戦いの際に見せた、冷酷な眼差しや容赦のない戦い方も垣間見えてきます。
【ミドルノート】
ローズのしなやかな香りが、ふわりと広がります。
カンフーや合気道などを織り交ぜた独自のスタイルで、相手を軽くいなしながら戦う時の、しなやかな身のこなしを彷彿とさせる香りです。
そこへ、クラシカルな雰囲気を持つ紅茶の香りが重なります。
香りに落ち着いた雰囲気が出てくるため、どんな不良が相手であったとしても悠々と構えている彼の、余裕のある振る舞いが感じられます。
【ラストノート】
柔らかなムスクの香りが、じんわりと広がります。
トップノートからあったひんやりとした雰囲気から一変して、香りに人肌のようなぬくもりが出てくるイメージです。
本気かどうか分からない突拍子もない冗談を、時折会話の中に織り交ぜる彼の親しみやすい雰囲気や、楡井が桜と杉下のケンカに巻き込まれそうになったところを助けるといった、仲間思いな一面が感じられます。
【全体的な香りの印象】
蘇枋隼飛のフレグランスは、全体を通して気品のある印象が感じられますが、次第に紅茶の香りが合わさることによって、どこかクラシカルな雰囲気も感じることができます。
その経歴や実力は未だ謎に包まれたままですが、時には険悪な空気を緩めるムードメーカー役を買って出る親しみやすさや、華麗な身のこなしでケンカをする彼のしなやかさを、香りで感じてみてください。
©にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project