Kaji Ren
【トップノート】
ヒヤシンスの涼やかな香りが、さらりと香り立ちます。
1年生の級長を決める際に、ヘッドホンで音楽を聴き一言も発さなかったため、始めは桜に級長とすら思われていなかった物静かな梶を思わせる香りです。
しかし、その奥に硬い印象をもつユーカリが潜んでいます。
感情が昂ると我を忘れてしまうという、「獣」の片鱗が垣間見えてくるようです。
【ミドルノート】
清々しい杉の香りが真っ直ぐに立ち昇ります。
トップノートにあった、少し近寄りがたさすら感じられた硬い印象が、徐々に薄まっていくイメージです。
また、同時に凛とした花の香りが出てくることによって、香りの輪郭がよりはっきりしていきます。
自分にできることは少なく周りに頼ってばかりだと自覚しながらも、頼ってくれる仲間たちに応えるために自分にできることをすると決めている梶の、級長としての責任感や覚悟が伝わってくるようです。
【ラストノート】
晴れやかなフローラルオゾンによって、ナチュラルで穏やかな香り立ちへと変化します。
ボウフウリンとして、街にある物も、人も、想いも、全てを守ると言い切る梶の、身内想いな一面が感じられる香りです。
また、フルーツの甘さもふわりと重なるため、「なんでそんなに任せられる」という桜の問いに対して、マイペースながらも答えようとしてくれたり、貰い物のヘッドホンを大事にしていたりするような、親しみやすい一面も感じられます。
【全体的な香りの印象】
梶蓮のフレグランスは、一見物静かに感じられるような香り立ちの中にも、彼の中にある「獣」の片鱗や、身内想いな優しい人柄が伝わってくるのが特徴です。
かつて嫌いだった自分を認め、受け入れてくれた仲間たちの想いに応えるために強くなると決意した彼の姿を、香りで感じてみてください。
©にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project